PLATE HK-051 · 観光

笠置観光ホテル

Kasagi Tourist Hotel
所在地 LOCATION京都府笠置町
竣工年 BUILT1962
閉鎖年 CLOSED1988
用途 USE観光
訪問日 VISIT—
撮影機材 GEAR—
写真/動画 MEDIA27 / 0

笠置観光ホテルは、京都府相楽郡笠置町に所在したリゾートホテルの廃墟である。木津川沿いに位置し、対岸に望む笠置山(国指定史跡名勝地、笠置寺を擁する)を観光拠点として、昭和37年(1962年)に開業したとされる。

当時、関西本線笠置駅には大阪方面の湊町駅(現・JR難波駅)から直通の気動車が運行されており、ホテル前の道路は奈良から伊賀・名古屋方面へ抜ける主要道であったことから、多くの観光客・地元利用者で賑わったとされる。しかし昭和55年(1980年)、ホテル裏山に国道のバイパスとなる笠置トンネルが開通したことで前面道路が旧道扱いとなり、交通量が激減した。

この状況を打開するため、地下1,200メートルから温泉を掘削する事業が進められ、「大光天温泉」と命名された。掘削の着工は昭和42年(1967年)11月に許可を得たとされる一方、資料によっては昭和48年(1973年)ごろからホテルが休業状態にあったとする記述もあり、営業継続時期については一致しない。温泉の掘削自体は昭和58年(1983年)に完工し、翌昭和59年(1984年)2月に利用許可が下りたが、同年11月時点でもホテルは再開に向けた改装休業中であったとされ、再開に至ったかどうかは資料からは確認できない。

最終的に経営は好転せず廃業し、建物は放置され廃墟となった。解体工事が着手された時期があったものの中途で中断されたとの記述があるが、着手時期・中断理由の詳細は不明である。心霊スポットとしても知られるが、心霊現象を裏付ける確たる記録はない。

訪問日 — / 記録者 K.
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