PLATE HK-049 · 鉱業
喜撰山ダム採石施設跡
Kisen Dam Quarry
喜撰山ダム採石施設跡は、京都府宇治市の喜撰山中、喜撰山ダムに至る道路脇に所在するコンクリート構造物群である。喜撰山ダムは関西電力による揚水式発電所の上部調整池として計画され、昭和41年(1966年)より建設が開始、昭和44年(1969年)にダム本体が完成、翌昭和45年(1970年)に発電所とともに全体が完成した。
当該施設は、このダム建設工事に伴い設置された砕石プラントの跡とされ、橋台状の構造物やベルトコンベアに砕石を投入するためのホッパー状の設備、ズリ山(採石・砕石の残土や不用石を積み上げた山)などで構成される。ダム完成後は撤去されることなくそのまま放置され、以降現在に至るまで山中に残存している。
用途や配置の詳細については解体的な調査記録がなく、隣接する複数の構造物が一体の施設であったか、それぞれ独立したものであったかも判然としない。喜撰山ダム自体は現在も関西電力により稼働・管理されているが、保安上の理由から一般には開放されておらず、採石施設跡についても正式な管理主体、老朽化の進行状況、撤去や保存の予定は不明である。
訪問日 — / 記録者 K.
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