PLATE HK-044 · 電力
青山変電所
Aoyama Substation
旧東青山変電所は、三重県津市の山間部、近鉄大阪線旧東青山駅付近に所在する変電所跡である。昭和4年(1929年)ごろに竣工したとされ、近鉄大阪線の旧線区間(青山峠越え)における電力供給を担う施設として建設された。「東洋一の大型変電所」と称されたとの記述もあるが、この評価の出典や当時の規模を裏付ける一次資料は不明である。
昭和46年(1971年)には近鉄大阪線で列車衝突事故が発生しており、これが旧線区間の廃止を早めた一因とされるが、変電所の廃止と当該事故との直接的な因果関係は確認できない。旧東青山駅を含む旧線区間は複線化・新線切替に伴い廃止され、変電所は昭和50年(1975年)ごろに稼働を終えたとされる。
廃止後は山中に放置された状態が続いており、シャッターの一部破損箇所から内部に立ち入ることが可能な状態であるとの記録がある。内部には稼働当時の業務日誌や標語看板などが残されていたとの報告があるが、現存状況は不明である。新たな変電施設として、旧施設から直線距離で1キロ以上離れた場所に「新・東青山変電所」が別途建設されている。
訪問日 2025-12-02 / 記録者 K.
本ページの座標情報は公開されません。
本ページの座標情報は公開されません。









